株式会社リリアム大塚が開発した排尿管理デバイス、リリアムワンの製品デザインを担当しました。

この製品は、本体下部のプローブと呼ばれる計測部にジェルを塗り、被介護者の下腹部に当てることで、被介護者の膀胱に溜まった尿の量を測ることができるデバイスです。
このような排尿管理デバイスはプローブと操作部が分かれたセパレートタイプが多いのですが、リリアムワンではプローブと操作部を一体化し、病院や介護施設での計測をより簡易に行えるようにしています。

上記の特徴を簡潔にビジュアルで表現するために、本体下部のプローブ部分をライトブルーにカラーリングし、一見して計測部の位置がわかるようにしています。
測定時は本体をつまむように保持して被介護者の体に当てるため、シンプルな長方形のボディの中央に指がかりとなる凹みを設け、確実に本体を保持できるように工夫しました。